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2010.08.17 映画 044
Survival of the Dead (2009)
サバイバル・オブ・ザ・デッド


ロメロ御大の最新作が遂に完成!
でも「ダイアリー~」は2007年なんだな。
結構すぐに出来たと思ったら一応続きなのね。
前作がスプラッタ要素と相変わらずの皮肉を含んだ良作だっただけに、
大きな期待を込めて観させていただきましたよ。
てかロメロというだけで期待値はマックスに近いんですけどね。
内容は期待をいい意味で裏切る作品でした。
boogieさん曰く鑑賞後後ろの席の若者が開口一番、
「すご~くつまらなかった」と呟いていたとのことで笑、
ホラー的表現は少なかったかなとは思いますが、
それだけロメロファン、ゾンビファンの為の映画だったように感じます。
ぶっちゃけ変な映画ではありましたが、
これよく考えたら世界中でロメロ以外作れないですよね。
地味で渋いけど傑作だと思いました。
もう監督は、完全に悟りを開きましたね!

突如死者が蘇り、生者を喰らうゾンビが世の中に蔓延する時代。
軍人のサージらはゾンビ退治と変わらぬ世界に嫌気がさし、
隊を抜け出して生者から食料や金品を盗む生活を繰り返していました。
そんな中「死者が蘇らない島」があるという噂を耳にし、
期待と不安を抱きつつ島に向かうことに。
そこで彼らを待ち受けていたものとは…!

って言わずもがなですが、勿論ゾンビが待ち受けているわけです笑
島では二つの派閥がゾンビを巡って対立していて、
サージ達はその戦いに巻き込まれてしまいます。
何気にこの島のシチュエーションが良かった。
閉鎖的空間で感じるのはゾンビの恐怖ではなく、絶対的な「死」への恐怖。
まぁこれはロメロ映画に共通して言えることですが。
それぞれ派閥の長が頑固老人で、お山の大将なわけですが、
この二人の関係性がラストに繋がっていく様が良いです。
生者と死者の境が無くなる、
あんな絶望的なラストシーンも珍しいですわ。
今回のゾンビは生きていた頃の習慣を忘れていなく、
『SIREN』の屍人の如く郵便を届けたり木を切ったりしてます。
怖いというよりは哀れに感じてしまいます。
ということは、生きている人間もやっぱり哀れということなんでしょう。
今までもそうですが、今作はより「リアル」を感じることが出来た気がします。
この現実味こそ、ロメロの真骨頂なんだろうな。
ロメロ・ゾンビはもうここまで来た!
まだまだ元気に頑張ってもらいたいものです。
こんな映画作れる人、他にいませんよ、ホント。
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2010.08.17 音楽 015
エレファントカシマシ 『5』


エレファントカシマシ5枚目のアルバムです。
もう既にどのアルバムが一番だなんて、
考えても一生答えが出ない位名作が多いんですが、
最近一番聴いてるのがこれですね。
『生活』も大名作なんですが、
ちょっと宮本さんが爆発し過ぎてて危なっかしい。
ギター下手くそだしなー笑
まぁそこが傑作たる所以なのだろうけど、
比べてこっちは安心して聴ける感があります。
歌詞は個人的なものがほとんどだけど、
何だか聴く側の潜在的感情が引き出されるんだよなー。
「共感」とはちょっと違う、
かといって説教じみてるわけでもない。
言葉に出来ない不安・焦り・苛立ちといった負の感情を、
半ば無理矢理引き出せれつつも嫌な感じはしなく、
最終的には何故か前向きな気持ちにさせてくれます。
こんなアーティスト、他にいないよなぁと思いますよ。
ホント、彼らに出会えて良かったです。

アルバムの中では、『ひまつぶし人生』が特に好き。
日常を淡々と唄った曲ではありますが、
とにかくメロディが素晴らし過ぎる。
ささやかなれど平和な日々を求めて、
人は歩き続けなければいけません。
手に入れたものが例え似非だとしても、
甘んじて受け入れようじゃありませんか。
時代は変わっても、生きていかなきゃいけないのですから。

宮本さんの歌詞は何故こんなにも心をえぐるのだろうか。
僕がサラリーマンだからかな?笑
今日はぼんやりと明日を待つことにします。